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異国の香りに思いを馳せる、想像力豊かな通みやげ『南蛮おるごおる』


異国情緒ただよう、ちょっと“ツウ”な長崎みやげがあります。

それは、長崎を代表する老舗ケーキ屋「梅月堂(ばいげつどう)」の『南蛮おるごおる』。

 

長崎みやげ南蛮おるごおる

ヴィンテージ感がある木箱風ボックスのお菓子で、

もう何十年もある、ロングセラー商品です。

 

 

 

むかしから貿易港で栄えていた長崎には、南蛮貿易でたくさんの舶来品がもたらされたわけですが

『オルゴール』もそのなかのひとつでした。

南蛮貿易

南蛮貿易

▲「南蛮人来朝之図」(長崎歴史文化博物館所蔵)

 

木の蓋をあけると可憐な音が流れ出す不思議な箱を

当時の日本人はどんな気持ちで見ていたのでしょう。

きっと、驚きながらも興味津々。

 

日本人「これは何というものですか?」

西洋人「オルゲル(オルガン)」

日本人「ほほー!おるごおるですか!」

 

今となっては誰がいつどこに持ってきたのか

どうしてオルゴールという言葉になったのか

はっきりわからないようなのですが、ご先祖様たちが体験された未知との遭遇

想像するとロマンがあります。

 

 

 

そんな遠い日々に思いをめぐらせながら、『南蛮おるごおる』の箱を開けると

中に入っているのはゼンマイ…ではなく、くるくる巻かれたクッキーです。

 

葉巻のかたちのクッキー

 

シガレットクッキー

バターたっぷりでサクサク濃厚な『シガレット』。

葉巻をイメージしたクッキーです。

 

 

 

実は『タバコ』も貿易時代に長崎へ伝来した品物のひとつ。

日本ではじめてタバコを栽培した薬草園も、長崎市内の桜馬場地区にあったのだとか。

 

葉巻状クッキー

南蛮おるごおるのうんちく

 

木箱に入ったオルゴール

木箱に入ったタバコ

 

長崎伝来のふたつのものが、また現代で出会い、ひとつの箱になりました。

音の代わりにふんわり放つ南蛮菓子の香り。

シガレットをくわえながら、遠い異国と先人たちを想像する。

うん。長崎って素敵。

 

 

 

 

『南蛮おるごおる』がある梅月堂本店はカサブランカからまっすぐ徒歩3分。

浜町アーケードの中にあります。

長崎ケーキ梅月堂

長崎カフェ梅月堂

1Fではケーキや焼菓子の販売。

2Fはカフェになっていて、ブリュレやパイ、ナイフとフォークで食べるクレープなども楽しめます。

異国情緒を残した石造りの店構えは、長崎市都市景観賞激励賞も受賞しています。

 

伝統もあるけれど、新しいものにも寛容で前向きな長崎の風土。

約65年前のケーキはバタークリームが主流だったところ、

生クリームとカスタードクリームの両方を使った『シースクリーム(ケーキ)』を発売して

一大センセーショナルになったそうです。今でも定番としてあるので、ぜひお店でどうぞ。

 

 

 

さいごに、

南蛮おるごおるの箱のイラストは

長崎の版画家、田川憲さんの「西洋骨董品店にて」(長崎県美術館所蔵)です。豆知識。

 

 

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梅月堂の南蛮おるごおる

南蛮おるごおる

(株式会社梅月堂)

プレーン+ショコラ詰合せと

プレーンのみがあります

20本入り 1,306円〜

 

よろこばれ度:★★★★★(おいしくてかわいい)

お安い度:★★★★☆(まあまあお手軽)

出没度:★★☆☆☆(これをくれる人は長崎通でしょう)

配りやすさ度:★★★★★(鉄板の個包装)

日持ち度:★★★★☆(賞味期限約2ヶ月)

運びやすさ度:★★★☆☆(箱なのでちょっとかさばり)

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ゲストハウスカサノダ
HOSTEL Casa Noda(カサノダ)
JR長崎駅から徒歩4分!アマゾン川に魅せられた旅人が長崎につくった旅の宿。カサブランカ姉妹店